お客様の作品が新聞に載りました!
陽だまり苑をご利用くださっている中村 恭子様が投稿された作品が、このたび新潟日報に掲載されました!
笹団子 ちまきを作り満足
中村 恭子 様
今、私は高齢者住宅に入っている。主人を送って5年余。卒寿も経た私は、これからの生活を模索、4月中旬に入居した。
ここでの生活は1人部屋で自立を基本としている。そんな日々の中、スタッフの提案で時々、物作りの時間がある。
今回の提案は、笹団子とちまき作り。私の年代では家庭行事の一つであった。昔を思い出す。
餡、草餅は用意してくださる。私たちは餡を丸め、草餅でくるみ、笹の葉で包み、最後にひもで結ぶ。
単純な作業だが、これが難しくスタッフの手元を凝視。2個目からは何とか結べた。が、いろいろな形があり、苦笑。
午後からは、ちまき作り。この作業は団子作りの経験からかスムーズに会得。5個並べて満足した。
年を重ねるごとにうせる感覚や意欲を少しでも長く保持できるように。そんな目的を持った作業だったのだと思う。
私はこんなに高齢まで生きたことに感謝しながら、これからの一日一日を、まだ何かを求めながら生きていきたい。
『新潟日報 2022年8月10日発行』より
おめでとうございます!
職員一同、次回作も楽しみにしております✨